Nintendo Switchのダウンロード版は、普通は1人が遊ぶ想定になっていると思われます。
しかし、ダウンロード版はうまく設定すると2台のSwitchで同時に遊べるため、取り合いの発生を最小限にすることができます。
ダウンロード版の注意点や仕様なども踏まえて、最適な設定をご紹介いたします。
ウチのように子供も大人もゲームをプレイする家庭では、特に取り合いが発生しがちです。
その問題を解決しながら、ユーザーなどをどのように割り振ると良いかなどをご紹介します。参考になれば幸いです。
ダウンロード版とパッケージ版のメリット・デメリット
ウチはダウンロード派です。
まずはざっくり、パッケージ版のメリットです。まぁこれの逆がダウンロード版ってことですね。
- 店舗のセール、主に在庫がだぶついているものが安く購入できる
→ダウンロード版も定期的にセールをやっている - プレゼントができる
→ウチの親は贈りたがりますね 断ってクッパカード買ってもらってますが - 終わったあと、売却が可能
→子供は突発的にまた遊びたがる可能性が高く、売るための手間がかかる - 貸し借りができる
→なくすので却下 私も昔ファミコンのカセットを多数無くしました - 本体・SDカードの容量節約
→これはまぁそうですが、入れ替えの方が手間かと思います - 限定版の特典とか
→すいません、ウチは要りません
続いてパッケージ版のデメリットです
- カードの入れ替えが必要
→カード入れ替え口をすぐに壊しそうです - カードを失くす
→スイッチのカードは小さいです、これが一番懸念してるデメリットです - 買いに行く必要がある
→これはAmazonやヨドバシなどで買えば良いので大したデメリットではないです - 収納場所が必要
→パッケージを捨てる人も居ますが、私は取っておくので
よって、ウチは基本はダウンロード版で運用することが確定いたしました。
環境や感じ方は人それぞれですので、あくまでウチの例となります。
ダウンロード版の仕様
Q
Nintendo サポートのQA より
【Switch】ダウンロードソフトや追加コンテンツは、同じ本体に登録されているすべてのユーザーが遊ぶことができるのですか?
A
一部を除き、ニンテンドーeショップなどで購入したダウンロードソフトや追加コンテンツは、同じ本体のすべてのユーザーが遊ぶことができます。
※購入したニンテンドーアカウントが「いつもあそぶ本体」として設定されている本体に限ります。
この通り、ダウンロード版は、1つの本体については全ユーザー遊ぶことができます。
ただし、「いつもあそぶ本体」で「自分のユーザーで購入したソフト」以外は、起動時にインターネット接続が必要です。
いつも遊ぶSwitchの設定例
2台のSwitchで、家族2人がゲームで遊ぶ場合
家族2人で遊ぶ場合は、それぞれのユーザーで自分が遊びたいソフトを購入します。
私はゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド がやりたいです。
ボクはスーパーマリオ オデッセイがやりたいよー。
という場合は、以下のようにします。
- Nintendoストア
- Nintendo Online ファミリープランに加入
加入しないとセーブデータお預かりが使えず、やってられません。 - ユーザーAを登録
- 子ユーザーを登録し、ユーザーAのファミリーに登録
- ユーザーAでブレスオブザワイルドを購入
- 子ユーザーでスーパーマリオオデッセイを購入
- Nintendo Online ファミリープランに加入
- Switch 1台目
- ユーザーA → いつも遊ぶ本体に設定
- ユーザーAでブレスオブザワイルドをダウンロード
- 子ユーザーをSwitchに登録
- 子ユーザーでスーパーマリオオデッセイを再ダウンロード
- Switch 2台目
- 子ユーザー → いつも遊ぶ本体に設定
- 子ユーザーでスーパーマリオオデッセイをダウンロード
- ユーザーAをSwitchに登録
- ユーザーAでブレスオブザワイルドを再ダウンロード
こうした上で、お互いのSwitchを交換します。
こうすることで、お互いの購入したソフトを全部、いつでも遊ぶことができます。
2台のSwitchで、家族4人がゲームで遊ぶ場合
ハイ、これがちょっと前のウチのパターンです。
ややこしいのですが、ウチはこうしていました。
嫁さんはゲームを所持していませんので、ユーザーの登録のみです。
- Nintendoストア
- ユーザー4人を登録
- ソフトは、一番そのゲームを遊ぶと推測されるユーザーで購入する
(ただし最初に推測するしかないので、よく外れます)
- Switch 1台目
- ユーザーA & 子ユーザー2 → いつも遊ぶ本体に設定
- Switch 2台目
- 子ユーザー1→ いつも遊ぶ本体に設定
私の所持するソフトは大人向けが多いため、下の子がプレイする確率は低いです。
ただし、上の子は一定確率で私のソフトを遊びたがります。(例:ブレスオブザワイルドなど)
子供2人が所持するソフトは子供向けが多いため、お互いがプレイする確率が高いです。
そのため、上記のように「いつもあそぶ本体」を設定することで、あまりお互いが被らずにプレイできます。
ただし、結局、私と子2人がスーパーマリオオデッセイ同時に遊びたくなって、2本買ってしまったという事もありました・・・。
今は3台あり、3台目はいつもあそぶ本体に設定せず、私が自分のソフトを遊ぶ用に使ってます。
最初はよく分からなかったので、私のユーザーで買ってしまったソフトがあり、それを子どもたちが1台目の本体で遊びたがる場合があるからです。
注意が必要 → セーブデータお預かり非対応ソフト
注意が必要なのは、対戦の不正対策なんだとは思いますが、ポケモンやどうぶつの森、スプラトゥーンなどです。
セーブデータお預かりには一部非対応のソフトがあります(オンラインプレイ対応ソフトでも非対応のソフトがあります)。対応しているかどうかはニンテンドーeショップの商品情報をご覧ください。
セーブデータお預かり非対応の任天堂・ポケモンソフトは、次のとおりです。(2022年4月1日時点)1-2-Switch
Nintendo サポートのQA より
スプラトゥーン2
ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ・Let’s Go! イーブイ
ポケットモンスター ソード・シールド
あつまれ どうぶつの森
ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド/シャイニングパール
Pokémon LEGENDS アルセウス
ウチはポケモンソードとアルセウスが対象でしょうか、ウチは外に持ち歩いたりという事はあまりしないので大丈夫ですが、友達とポケモンで遊ぶなどという場合は、どこに自分のセーブデータを作成するか、よく考えてからプレイ開始する必要があると思います。
一応、あとでセーブデータを移動させることはできますが、面倒です。