【FE紋章の謎(SFC)】ザガロ君のステータス成長と、その他メンバーとの比較

ファイアーエムブレム紋章の謎(SFC版)で、イラナイツの中核をなす、ザガロ君のステータス成長と、他キャラとの比較について考察していきます。
なお、大陸一の弓騎士(笑)さんについても触れていきます。
まぁお察しな結果になるかと思いますが、果たして、実際の成長はどのようになっていくのでしょうか。

ザガロ君の基本ステータス

イラナイツについてはこちらを参照してください。

仲間になる章 : 4章 オルレアンの戦士達 開始直後
所持アイテム:てつのゆみ

4章突入直後のイベントで、ハーディン達と共に出撃するメンバーの一人ですがレベル1かつ、能力は非常に低いです。これでも上級職のホースメンです。
しっかり成長したら強くなるのかと思って育てても、上がるのはHPばかり。
最終MAPは騎乗できないので散々なステータスとなり、軒並み成長率の低い弓兵メンバーでもぶっちぎりで使えないメンバーです。

ステータス・成長率

LvHP速さ幸運武器守備魔防移動
初期値120666236010
成長率903020101030203
ステータス

各章でのステータスや他キャラとの比較

通常、ファイアーエムブレムは、優秀なキャラに経験値を集め、強キャラの部隊を作って攻略するというプレイをしている方が大半かと思われます。

しかし、それではザガロ君に経験値が回ってくることはありません。
そのため、今回のプレイでは以下を前提条件としました。
初心者の通常プレイに近い感じなんじゃないかなと思っています。

  • 各章、出撃したメンバー全員に、まんべんなく経験値が配分されたと仮定します。
  • 獲得経験値は、敵を倒したときの経験値合計を1.2倍したものとします。
    毎回一撃で倒せる訳ではないため、その分を2割ほどとした場合の加算ですね。
  • 星のオーブやステータスアップアイテムの使用は加味いたしません。
  • レベルアップごとに、成長率の数値を加算していき、四捨五入します。
    50%たまった時点で1ステータスアップする計算となります。
  • この配分では最大まで育つことは無いので、即クラスチェンジします。

こうすると、例えば初登場の4章でも、ザガロ君は124ほど経験値を得た前提となります。
幸いにも弓兵のため、ペガサスナイトやドラゴンナイト相手にそこそこ経験値を稼ぐことができるMAPが存在します。
また、間接攻撃可能なため、チクチクやっていけばそこそこ経験値を稼ぐこと自体は可能です。

5章クリア、6章 レフカンディの罠 開始時点

まずは5章クリア時、ちょっとレベル上がったくらいかな?っところを比較してみましょう。

他の弓兵との比較

名前クラスLvHP速さ幸運武器守備魔防移動
ザガロホースメン22166623609
ウルフホースメン42366767609
カシムハンター52285736406
ゴードンアーチャー41966557605
ステータス比較

ウルフと比較すると全劣化ですが、ここらへんではまだあまり差が無いです。
序盤はアーチャーが使いにくいため、ウルフは動けるゴードンといった能力値で、このあたりでの能力値だけ見ると乗り換えてしまいそうな罠もありますね。
この時点では、カシムは力は強く素早いけど守備力は弱いといった感じで差別化されています。

ただし、上記は騎乗状態での話です。

名前クラスLvHP速さ幸運武器守備魔防移動
ウルフハンター42364767406
ザガロハンター22164623406
ステータス比較

降りるとこの通り、2人ともほとんどの能力でカシムの劣化となっています。
ただし、ウルフはてつのゆみでの2回攻撃が可能な素早さがあるため、まだ優位性があります。

ザガロ君は2回攻撃もできず、技や幸運・守備力も低く、ゴードンと比較してもほぼ下位互換です。

10章クリア、11章 悲しみの大地・グラ 開始時点

次は10章クリア、パレスを取り戻し、グラ・アリティアへの反攻が始まるあたりです。
仲間も着々と増えてきており、通常の方のプレイであれば、居場所は既に無くなっているはずの段階です。

他の弓兵との比較

名前クラスLvHP速さ幸運武器守備魔防移動
ザガロホースメン72587735709
ウルフホースメン926898810709
カシムホースメン126117947709
ゴードンアーチャー92177679705
ジョルジュスナイパー22571012411837
トーマスアーチャー82076549605
ステータス比較

10章でオリオンの矢が手に入ります。
このあたり、アーチャーが一番厳しい時期です。

前回に引き続きザガロ君はウルフの全劣化版、下馬すると、弓兵に必須の技もトーマスを下回り最低値となっています。
早さは7になりましたので、てつのゆみであれば相手次第では再攻撃が可能です。

ウルフもホースメンとして見たらまだ使いようがある能力ですが、カシムがクラスチェンジできるようになっているので、その場合は居場所がかなり厳しくなります。
あえて記載はしませんが、ハンターとして見る場合は技-2、守備-2、移動-3してください。

大陸一の弓騎士(笑)さんも加入しましたが、この時点では唯一パルティアを扱うことができ、力を除けば本当に大陸一(ちょっと危うい)くらいのステータスです。

15章クリア、16章 ブラックナイツ・カミュ 開始時点

次は15章クリア、アリティアを取り戻し、ラーマン神殿の攻略後です。
いよいよグルニアとの決戦となり、大詰めを迎える直前です。
言うまでもなく、通常の方のプレイであれば、出撃選択しようとしても下の方に追いやられている段階です。

他の弓兵との比較

名前クラスLvHP速さ幸運武器守備魔防移動
ザガロホースメン1331108737809
ウルフホースメン153011791113809
カシムホースメン62914111158809
ゴードンスナイパー523111413912837
ジョルジュスナイパー72881113513937
トーマススナイパー523101212512837
ステータス比較

アーチャー勢がクラスチェンジして一気にパワーアップしています。
記載はしませんが、ホースメンが下馬してハンターとして見る場合は技-2、守備-2、移動-3してください。

前回に引き続きザガロ君はウルフの劣化版、ではなく、HPと技のみ少し上回っていますが下馬すると技は6しかありません。

力はそれなりにありますが、速さは上がっておらず、スナイパー勢やカシムと比較してもかなり厳しいです。

大陸一の弓騎士(笑)さんは耐久面では上位ですが、力が上がりませんね。
パルティアが使えるという優位性も無くなっているので、攻撃面ではカシム・ゴードン・トーマスに劣っています。

19章クリア、20章 選ばれし者達 開始時点

最後は20章開始時点です。
20章では馬は使えず、ホースメンは下馬してハンターとして戦わなければなりませんが、一旦、能力の比較のためにホースメンの情報も記載しています。

他の弓兵との比較

名前クラスLvHP速さ幸運武器守備魔防移動
ザガロホースメン193611108481009
ウルフホースメン2034138101416909
カシムホースメン13341814147101009
ゴードンスナイパー12261316151215947
ジョルジュスナイパー1432101115517937
トーマススナイパー1126111314515837
ステータス比較
名前クラスLvHP速さ幸運武器守備魔防移動
ザガロハンター1936118848806
ウルフハンター2034136101416706
カシムハンター1334181214710806
ステータス比較

ザガロ君のHPはダントツですが、速さと幸運が壊滅的、技も下馬すると下記の通り低いので、間接攻撃で敵を削るという役割をしっかりとこなすことができません。
武器レベルも足りずパルティアが使えないため、見た目のステータス以上に厳しいかと思われます。

全般的にはやはりゴードンが安定していますね。HPがどうしても低いのですが、技・速さ・幸運・最低限の守備力なども兼ね備えており、唯一、まともにスナイパーや司祭と射ち合うことも可能です。

大陸一の弓騎士(笑)さんですが、幸運の低さにより、トロン持ちの司祭やスナイパー相手は厳しいと思われます。
ただし、それはゴードン以外の他メンバー全員に当てはまるので、スナイパーは彼で事足りると言われると、確かに何とかなるレベルではあるかと思います。

総評

ザガロ君について

全期間通じて見ると、ザガロ君の置かれている環境は厳しく、速さが上がらないのが致命的です。
イラナイツの中核をなすと説明されていたりしますが、中核として申し分ない活躍ができるものと想定されます。

序盤はその移動力でそれなりの活躍ができると思います。
中盤以降、HPやウルフの技を除くと、その他大半のステータスで全員に負けていると言ってもよく、ホースメンが欲しいならカシムをクラスチェンジしてしまえば彼を使う理由が見当たらないという状況に陥ります。

せっかく一通りのメンバーの状況を調べてみたので、以下、職種別にも状況を見てみます。

ハンター・ホースメンについて

まずは相棒のウルフですが、技が伸びません。
また、速さもあまり伸びないので、上位クラス相手に再攻撃ができない場合があります。
優位点は、幸運は高いので必殺を喰らう確率は低いのと、武器レベルが十分なのでパルティアを扱えるという所でしょうか。

カシムは力の伸びが素晴らしく、全般的に優秀ですが、幸運と武器レベルが欠点です。
そのため、勇者の近くでの戦闘や、スナイパーとの射ち合い、サンダーやトロンを持つ魔道士系が怖いです。
魔道士は、やられる前にやるというスタイルで何とかなるかもしれませんが、司祭はそれなりに耐久力があるため、トロンなどを持っている場合は危険です。

アーチャー・スナイパーについて

ほぼゴードンに当てはまりますが、アーチャー時代は本当に我慢という感じですね。
ただし、4章の一撃で落とされるために出てくるペガサスナイト、7章の飛行部隊や8章のドラゴンナイト、11章のこれまた弓兵育成用のペガサスナイトをしっかりと落として、その他の場面で間接攻撃をチクチクやっていけば、レベル10は達成できると思います。

10章以降、どうしても敵のスナイパーや司祭と射ち合う場面が出てきますし、そこで競り勝ってくれる能力が欲しくなってきます。

そのため、厳しいですがゴードンをしっかりと育てることを推奨します。

一部の敵を除けばトーマス・大陸一の弓騎士さん(笑)でも代替にはなりますが、敵の必殺に怯える事になります。
ちなみにこの育成ではトーマスはほぼ大陸一の弓騎士さん(笑)の劣化版ですね。

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